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OMM JAPAN 2022 OKUMINO参戦記

OMM JAPAN 2022 OKUMINO参戦記

こんにちは。
ベーやんです。

先週末はお休みを頂いて、毎年出ている『OMM JAPAN』に今年も出てきました。
OMM JAPANは俗に言う「本戦」。
本戦では自転車の部門はなく完全な山岳レースになります。

ちなみにOMM=トレランの大会と思われがちですが、トレランの大会ではありません。
みんな沢山のチェックポイントを回りたいから走ってるだけで、今回僕らは一回も走ってません。
すべて歩きで何なら制限時間よりも早くゴールしてます。

毎年開催場所が変わる本戦、今年は岐阜県の奥美濃地方。
岐阜県行った事ない…
会場の住所をナビに入れて、「郡上…あ、郡上踊り?の郡上か」と言ってる間もなく片道5時間半。ふえぇ〜。

今年の当日天気は1日目が晴れ、2日目が雨予報。
気温は暖かめ。
本戦がOMM LITE/BIKEと違うところは、スタートのある会場とは離れた場所に1日目のキャンプ地があって2日目に会場に帰ってくるという内容なのでキャンプ道具も全て携行しないといけないという事。
キャンプ地で張るテントや寝具、2日分の食料、水、その他必携用品が必要となる為、25~30Lくらいのザックにようやく入る感じです。

僕のはこんな感じ。
OGWANDのアクペリエンスにダウン上下、レインウェア上下、代えのベースレイヤー、火器、ヘッドライト、モバイルバッテリー、食料、エイドキット、寝袋、エアマット、手袋などなど。
ここにナルゲンの1Lボトルとビールを2本、テントを入れました。
これで多分8~9kgくらい?
水分ないと5kgないんだけどなぁ…

当日、出走時間はあれよあれよと迫ってきます。
忘れものしたら大変。
本戦ではスタートラインに立った時に初めて地図をもらいます。
60秒毎に4チームずつスタートなので、地図をとって60秒以内に現在地とゴール地を確認。
見つからないww

大体みんなそう。
スタートして立ち止まり、スタートゴールを探して回り方を決めて歩き出す。
そう、慌てない。

天気最高やないかい。
普通に登山したい。

本戦は2人1組のみで僕らは昨年、1日目でルートを大きくロストして急斜面を登り降りして体力も尽きて、ひざも痛くなったので1日目でリタイアしていまった苦ーい思い出があるので今回は無理をせず、目標はちゃんとゴールする事。

順調にポイントも見つけて進みます。
本戦でもLITE/BIKEでもいっつも結果思うのが分かりやすい道を進んで、近い場所まで来たら藪の中にアタックが一番速いんじゃん?論。

今回は極力そうして進みました。
おかげでロストもなし。

地図読みって難しいようで、ちゃんと落ち着いて見れば結構わかるもんです。
そう、慌てない。

変に得点が高いからといってそっちに行くわけではなく、総合的にみて進めていきます。
これも苦ーい思い出から学びました。

1日目はしっかり思っていたチェックポイントも回れて、むしろ2時間も余っちゃたので最後にプラスアルファでチェックポイントに行き無事にゴール。

よしよしいい感じ。

これが僕らのテント。
この一張りで2人で寝ます。
この時すでに薄暗い。


陽が落ちるのが早いので僕らがゴールした時はまだ明るかったですが、テントを張って落ち着いた頃にはもう真っ暗。
この中でも違う部門のチームが帰ってきます。
山の中なんて本当に真っ暗闇なので、そんな状況に置かれると辛い…

キャンプ地では皆さん知り合いと集まって楽しく宴会をされています。
宴会の為に、一升瓶背負ってきたり、知り合いのチームそれぞれで材料などを分けて持って来て鍋やお肉を焼いてというのもOMMの名物?とでも言えます。
楽しく、快適に過ごす為なら多少荷物が増えても良しとする方が多いです。

1日目は僕らもご飯食べて就寝しました。

2日目、まだ薄暗い中先頭のグループがスタートしていきます。
2日目は僕らも始めにスタートするグループです。

目標はこの日も慌てず、雨がお昼から降り出す予報なので「雨降る前には帰りたいっすね!」という志でスタートします。

1日目に通った道も多いのでしばらくはサクサク進みます。

本当チェックポイントの設置も大変だと思います。
本戦はほぼルート上にはない場所にあります。

でもなかなか順調に進んでいた矢先。

地図上でも少し難しそうな場所を狙いに行った時。
途中で完全にロストしてしまいました。

自分たちが今どこらへんにいるのか分からない…
この状態を30分以上…
チェックポイントを諦めてとりあえず、現在地が分かりそうなルートに出ようという事で、出たいルートに方角を確認しつつ藪や木の密集をかき分けて進みました。

そうしていると何とか把握できるルートに出れました。
危なかった、慌てず諦めてよかった。
ポイントを諦めてなかったら多分もっと迷ってたかも。

この時の残り時間も考えたら、当初のルートは間に合わない。
別ルートでとりあえず帰ろうと変更してゴールを目指しつつ途中のチェックポイントを回ります。

今回もスタートゴール付近はスキー場なので登りと下りの傾斜がエグい…
それだけでも死ねます。

地図見ても等高線がぎゅっとしているのでそりゃそうでしょ。
スキー場のアップダウンで体力ともにメンタル食らって、もう流石に雨も来そうという事で1時間20分ほど早めにゴールしました。

ゴールして記念撮影した矢先に雨が降り出しました。
「オホー!危なかったー!」

こうして今年は無事にゴールもできました。
怪我もなく無事にゴールできてよかったよかった。

OMMでは自分でも新しく買ったギアを使ったり、使い続けている慣れたギアを使ったり、開催場所によって気温や天気も変わる為、毎回天気とにらめっこしながらアレを持っていくアレは置いていくなど考える時も楽しいです。

今回は全体通して暖かかったので、それが一番よかったかな。
いうても朝晩は寒いですけど。

出場回数もあるのに毎回気持ちが高ぶって張り切り過ぎることも多いですが、今回はそこもしっかり抑制しながら全体を通しての判断ができたのがよかった点です。

改めて地図読み含めて山では焦ってはいけない、また無理をしてはいけないということを学びました。
同時に山岳での寝泊まり経験値も上がったわけです。

始めにも言いましたが、OMMはトレイルランニングのレースではありません。
なので「トレランはちょっと…」と思っているそこのあなた。
全然出ましょう!全然歩きでいいです。ポイントも絶対取らないといけないわけじゃありません。
レースではあるので他のチームに負けたくない!という気持ちもありますが、それよりかはレース全体を楽しみましょう。

だって普段は入れないような場所に入っていく楽しさがありますので。

tempraに今年のOMMの地図も置いてますので、気になってる方はお気軽にお声っけください。
今後の出場を考えてる方や、装備のご相談も受け付けてますよ。

運営の皆さん、スタッフの皆さん、出場者の皆さんお疲れ様でした!

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